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  • 8/21
  • 大田区アプリコ公演レポート

  • (公演レポーター:ネリネリさん)
  • 2009.9.1 宮川彬良&アンサンブル・ベガ

8/21大田区民ホールアプリコでの「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」レポートが、ネリネリさんより届きました!


宮川彬良&アンサンブル・ベガ
「愛の練習!」~涙と微笑みのための8章
@大田区民アプリコ大ホール 2009.8.21

ステージも会場も真っ暗の中、演奏者の方々が入ってくる。
誰もが始まるワクワク感をもって見つめ、
シーンとした緊張感の中、第一曲目が始まる。

そのうちに音楽に合わせて段々とステージが明るくなり、
メンバーの顔が完全に見える頃には、
「宮川彬良&アンサンブルベガ」の世界に入っていた_____

私は今回のコンサートが「アンベガ」デビューなので知らなかったけれど、
開始の曲は決まって、宝塚の「すみれの花咲く頃」なんだそうだ。
聴きなれている曲が、アキラさんのアレンジで
オープニングにふさわしいおしゃれで、キラキラした感じに。

この曲が終わると、アキラさんがマイクを持ってステージ前方へ。

そこでまだ一言も発していないのに、会場から笑いがもれる。
「おかしいですかー?」とアキラさん。

そう、なんだか笑ってしまう雰囲気がアキラさんにはある。
すごい音楽家なのに。

結局この日のコンサートも、マイクを持ったアキラさんは、終始笑いを取っていた。
曲の合間に、演奏する曲について、メンバーについて、楽器についてなどなど、
わかりやすく、面白く、時には小芝居も入れて、
常に会場には笑いがありました。

観客の中には、たくさんの子供さん達がいて、
最後まで飽きずにいられるのだろうか?と思っていたら、
アキラさんもおっしゃっていましたが、誰一人として、騒ぐこともなく、
大人と同じように演奏を楽しんでいました。

これっていわゆる「音楽会」では
とっても珍しいこと!(だいたい途中で寝てしまう。。。)

それというのもやはり、アキラさんの楽しいトークがあるので、
次に演奏する曲について、知らない曲だったとしても興味がわいて、
場面や心情をしっかりイメージすることができ、
そのおかげで、肩肘張ることもなく
音楽が自然に耳に入ってきて、
曲とイメージが結びついて、心に残っていく。

それは子供でも大人でも同じ。

クラシック音楽がどうしても敷居が高くなってしまう、
それをアキラさんは「そんなことはないんだよ!」と言ってくださっています。

情景や感情が、具体的にイメージできる曲を演奏してくださっているので
難しいことは考えず、音楽の世界を旅することができます。
それはそれは、素敵な旅ですよ。
だって、ウキウキした気持ちから切ない気持ち、
あったかい気持ちや悲しい気持ち。。。
一晩で色んな場面の、主人公になれるんだもの!

その上、色々な場所にも行ける。

そんな旅をコーディネートしてくれます。
しかもツアコンは「アキラさん!」

私の隣の席にいた方は何度も
「本当にいいコンサートだ。来て良かった。誘ってくれてありがとう」と言っていました。こんな風にたくさんの方達が、このコンサートで音楽を楽しみ、
ますます好きになっていくんだなぁと、感動しました。

初めて「アンベガ」に行ってみて、これは絶対に断言できます。

「誰でも絶対に楽しめます!」

次はどんな「旅」ができるかな?

ネリネリ

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ネリネリさん、情景が目に浮かぶような素敵なレポート、ありがとうございました!
次はぜひご家族おそろいでお越しくださいませ!

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