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  • 上杉春雄からのメッセージ “平均律+”によせて

  • “カラフルなバッハ”との出会いにご期待ください!
  • 2014.10.9

上杉春雄(ピアニスト・医師)からメッセージが届きました!

11月1日、兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホールで開催する
新シリーズ‟平均律+”(ぷらす)初回の公演によせて。

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北海道からの便りをぜひお読みください!
“カラフルなバッハ”との出会いが楽しみです。

11月1日(土)14時開演 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
公演詳細はこちら

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北海道ではすっかり肌寒くなっております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

モーツァルトもベートーヴェンもショパンもシューマンもブラームスも、皆この曲集から多くを学び、自分たちの作曲に生かしたと言われるバッハの「平均律クラヴィーア曲集」。大作曲家たちを虜にするものは何か、それを確認したくて勉強していくうちに、音楽を超えて提示される世界観にすっかり圧倒されました。2012年にレコーディングした際に「多様性を許容した、豊かさへの意思」という言葉で1巻を総括しましたが、その後も分析研究は続ける中で、また新たな発見や、理解の変化があり、もう一度全曲連続演奏会をやりたい!と思いました。

1つ1つの調性がそれぞれ色であり、曲集全体がカラフルなものとなっている、ということを言いたくて、友人のデザイナーにカラフルなチラシを作ってもらいました。

上杉春雄ピアノリサイタル2014

チラシ表面

札幌・東京で全曲演奏会を行った際には、ベートーヴェン・シューベルトの最後のソナタ集と組み合わせて、大変渋いプログラムとしましたが、今はもっと色彩豊かな曲との組み合わせでこの曲集を眺めてみたいと思います。

今年の後半はムソルグスキーの「展覧会の絵」です。つい先日、フェルメール研究の第一人者である小林頼子さんと「絵画と音楽」というトークコンサートを行いました。(*1)「絵の中で扱われる音楽」と「音楽の中で扱われる絵画」の対比を論じる中で、聴覚芸術と視覚芸術がお互いにどうやって相補っているのか、確認することができました。コンサートの中でもその一旦を皆様にお話しできたらとも考えております。

難しい話は抜きにして、音の世界にとどまらぬその色彩豊かな世界を皆様と共有できたらうれしく思います。

 

2014年10月

上杉春雄サイン

 

 

9月21日、「アダルベルト・スコチッチ&上杉春雄DUOリサイタル」レポート
(三木楽器開誠館サロン)※ベーゼンドルファー・ジャパンWebサイト

*1 9月27日、ヤマハ銀座店6Fサロンにて開催 )※ベーゼンドルファー・ジャパンWebサイト

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