1月もあっというまに2週間が過ぎ、アンサンブル・ベガの8人が、純クラシックの室内楽曲『だけ』を演奏する
”THE8”(ジ・エイト)シリーズ第二回公演まで、あと2ヶ月となりました(焦!)。
そろそろ準備のギアを入れましょう…(スタッフが)!というわけで、
今回演奏する2曲のうち、おそらくあまり知られていない作曲家「デュプイ」について調べてみました。
皆さま、ためしにお手元のパソコンやスマートフォンから「デュプイ(または「デュピュイ」)、作曲家」と検索してみてくださいませ。
彼についての詳しい情報は、ほとんどヒットいたしません・・・。
演奏するのは、デュプイが作った「ファゴット五重奏曲」です。
編成は、ファゴット(星野則雄)と、弦楽四重奏(辻井淳、日比浩一、馬渕昌子、近藤浩志)。
こんなに資料がなくて、プログラムの解説文はどうしましょう・・・というときのお助けは、オフィスにありますスタッフ1号の私物。
「ニューグローブ世界音楽大辞典」!(ありがたい日本語版です。これは第二版ですが、随時修正がくわえられているオンライン版も欲しいですね・・・ただし英語のみ・・・)
・・・によりますと、デュプイは
1770年ごろスイス生まれ、ヴァイオリニストにオペラ歌手、そして(!)作曲家と、どれもプロとして活動したマルチな才能を持つ音楽家でした。
そして、現在なら週刊誌やワイドショーに取り上げられそうな・・・波乱に満ちた生活を送ったようです。
スキャンダルでオーケストラを解雇、政治上の理由により国を追われる、皇族の妃との恋愛によりまた国から追放・・・。
詳しくは、先日、大阪エリアのご住所登録の皆さまにお届けした聴きどころレターにまとめております。
こちらから(PDF形式)
3月10日の会場、宝塚ベガ・ホールは400席。
メンバーそれぞれの美音、テクニック、そして、アンサンブルの妙、アイコンタクトに息遣い・・・etc.を間近で感じるには最高の空間です。
まだお席はございますが、お好みのお席がある方はお早めにご予約ください!