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エッセイ到着!『音楽が始まる前に』

5/4(日)、東京文化会館で、当日皆様にお配りするプログラムのために、我らのアイデア・マシン、構成・脚本の響敏也さんからエッセイが届きました。
いつものコンサートや、CDやDVDの冊子で、そのわかりやすく親しみやすい、かつ流麗で美しい文章に密かなファンの方も多いのではないでしょうか。今回は特別に、事前掲載いたします!


音楽が始まる前に            響敏也(作家・音楽評論家)  

               [音浴効果は心の休日]


 休日の過ごし方で、「人生に対する姿勢」が判るのだという。

 たとえば、休日は朝寝に昼寝にゴロ寝と、ひたすら疲労回復に努める「戦士の休息派」。

休日こそ仕事の準備をしておく「備えあれば派」。休日は早起き人(ハヤオキスト)に変身、

趣味にグループ活動に俄然はりきる「休日が晴れ舞台派」。どれにも確かに生き方が浮上する。

ただし、これはカレンダー上の休日のこと。これより大切なのは「心の休日」。それを持っているかどう

かで「人生の品質」が決まる。では何をすれば「心の休日」になるか?

それはもちろん、きょうの客席にいるあなたが正しい。宮川彬良とアンサンブル・ベガ(アンベガ)は

音楽浴、音のシャワー。心に溜まった疲れを爽快に洗い流し、「心の休日」を届ける。

それに上質の演奏で聴く、取って置きの音楽には、脳の若さを保つ「音浴効果」まで期待できる。

帰り道、あなたの心は、来た時より少し軽くなっているはず。

それが「アンベガ」の効き目。



*無断転載はご遠慮ください(C)Toshiya HIBIKI

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投稿日:2008年4月18日 (金) 20:24

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