『MAR』越後川口&小千谷レポート④(完結)
山本山を出発し、小千谷市内の名所めぐりは続きます。下の画像は戊辰戦争の際、長岡藩家老・河合継之助と西軍土佐藩士・岩村清一郎が、慈眼寺で会見し、談判決裂の後、傷心の河合継之助が遅い昼食をとった『割烹 東忠』(とうちゅう)。震災時には大変な被害に遭われたそうですが、こうして再開されています。
山から下りてすぐ訪れたのが、重要無形文化財の小千谷縮(ちぢみ)に惹かれ、ここで工房とギャラリーを開いていらっしゃる
「布ギャラリー IONO」
伝統とモダンが見事に融合した作品とギャラリーはうっとりの一言です!
特別に2Fの工房も見学させて頂きました。染色、仕上げの全加工工程を行っています。
作品が出来上がるまでには気の遠くなるような手作業が重ねられているそうで、深みのある色調とモダンなデザインに見入ってしまいました。
その後、一同、ショッピングタイム・・・下は担当者購入の暖簾です。
そして、昨日のコンサートのお客様にも沢山お会いすることが出来ました。
コーヒー&パスタの店 「TWO BEAR」
素適なログハウス!
東京から小千谷へ来られてお店をオープンされたばかり。奥様は昨日のコンサートでマリンバ体験に手を挙げてくださった方でした!
そして、「割烹 東忠」でお昼を頂きました。
歴史ある門構え、いつもならとても入れません・・・。
河合継之助が食べたといわれる食事を再現した「継之助弁当」。
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京風会席で見た目もお味も上品!
そして、女優さんのような美しい女将さんに釘付けの担当者でした。
お腹一杯の一行でしたが、「アイスクリームの美味しい店があるから」との声に、デザートは別腹とばかり・・・
野菜直販と手作りアイスクリームの
「丸信種苗店 エスト エスト!」へ。
昨日のコンサートで、マリンバ体験に手を挙げかけてみたものの、恥ずかしくて出来なかったボクとも再会できました。
こちらでは、さつまいも、かぼちゃ、真人とうふ、いちご、なし、チョコなど素材の甘みがそのまま生かされたアイスクリームが販売されていて、これが絶品!
通信販売もされています。
↓お店の外の貼り紙。生産者の方から、出荷時期のお知らせ。
ゴールは滞在中の"基地"、『蔵』です。
最後に料理長の佐藤さんと記念撮影!
ずっと案内してくださった田村社長と山岸さんもご一緒に。
本当にありがとうざいました!
温かいおもてなしに、一同、感謝を超え、皆さんの震災からの復興にかける情熱に、私たちのほうが大きなパワーを頂きました。
町はまだまだ震災の爪あとが残り、基幹道路は復旧していても、そこここに人が住まないビルや修理中の建物が見られました。
でも、自然の恵みと旬の幸、温泉など、心休まるスポットがいっぱいのこの場所に、ぜひ多くの方に訪れて頂きたいと願っています。
記:MARメンバーからのお礼の言葉を代筆・すっかり小千谷・川口ファンになった担当者
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