レポート

レポート一覧に戻る

8/23 北九州・響ホール公演レポート(公演レポーター:コントラストさん)

8/23(日)北九州市立響ホールでの「メインコンサート」レポートが、コントラストさんより届きました!
8月23日(日)北九州市立響ホール
宮川彬良&アンサンブル・ベガ  メインコンサート~愛の練習!涙と微笑みのための8章~

アキラさんを初めて見たのは、NHKの「クインテット」でした。
それは、私も子供の頃にこんなテレビを見て育ちたかったと思ってしまうほど魅力的な番組でした。
それからは何度も何度も、暇さえあれば見ていました。

そう言った流れでアキラさんを知り、アキラさんが今回北九州に来ると知った私は興味をもちました。テレビではないアキラさんはどういう人なんだろう、と。
しかし、なかなかチケット購入までの決断ができず、日々は過ぎていきました。そういった中、レポーターを募集していることを知り、申し込んだのでした。そして当選。
迷っていた母に告げると、「私も行く。」と即決し、さらに勝手に友人を誘い、直前に慌ててチケットを購入したのでした。

 当日。久しぶりのクラシックコンサートだったので少し緊張しつつも出発。
みんないつもよりお洒落をしているせいか、気持ちが引き締まります。
響ホールは何度か来たことがあるのですが、子供の頃だったので、こんなに綺麗な建物だったっけ?と思うほど外観は黒いガラスがキラキラと光って美しく、その名の通り、よく響きそうでした。
木々との融合も素晴らしく、散歩したら気持ちよさそうな場所でした。駐車場の前に木があり、淡いピンクの花がびっしり咲いていて、まるで歓迎してくれているかのようでした。中へ入り、チケットを受け取り2階へ。赤い絨毯は優雅な気持ちにさせてくれました。

 私の席からはすべてが見渡せます。さぁ、いよいよコンサートの始まりです。
テレビそのままのアキラさんの姿!アンサンブル・ベガの皆様。
アキラさんはテレビより素敵でした。アキラさんによる司会とメンバー紹介で、私はしっかりと心を掴まれてしまいました。なんてったって素晴らしいユーモアさ!このコンサートに来たら、どんなに憂鬱な人だって明るくなれるんじゃないかと思ってしまう、そんな魅力あふれる方でした。

アンサンブル・ベガの皆様も本当に楽しそうに演奏されていて、見ているこちらまで楽しくなりました。普段は目立たないコントラバス、ファゴットの音があんなに素敵だなんて...。なんだか一人一人が輝いていました。
  休憩までは一気に終わってしまいました。CDを買い、コーヒーを飲んで一段落。とっても幸せな気分でした。席につくと、アキラさんの声で、もうすぐ始めますよ~とアナウンスが。

  この日はちょうど響ホールの来場者が百万人突破した日でした。
なんとアキラさんとアンサンブル・ベガの皆様の計らいで、百万人目の家族が舞台に呼ばれ、記念撮影を行い、CDと皆様のサイン入り色紙をもらっていました。
あぁなんて心優しい人達なんだろう。そんな思いを抱きつつ演奏を聞いていました。

「この曲はみんなが久しぶりに集まった時に、挨拶がわりに演奏する曲です。『愛のあいさつ』」

優しいメロディーが流れ出すと、私の中の愛があふれて涙となりました。素敵な集まりだなぁ、今日ここに来れて良かったなぁ、と。

  そして最後は「ブラック・ジャック」これはもう、とても言葉では言い表せません。私は音に引きこまれていたため、演奏が終わったことにも気づかず、まさに放心状態でした。拍手をすることさえ忘れていたのです。アキラさん天才。(作曲アキラさん)

  今回私は愛をもらい、本来の自分を取り戻すことができました。
  来年のコンサートには迷うことなく、絶対に行きます。クラシックのコンサートでこんなに笑ったのは初めてです。楽しい、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

------------------------------------------------------------------------------------------
今回、夏ツアーの公演レポーターの方々の中で一番お若かったコントラストさん。
心に深く刻み込まれる一日となったようで、とても嬉しく拝見させていただきました!
響ホール再演の機会には、またぜひお越しくださいませ!
  • トラックバック[0]

投稿日:2009年9月 1日 (火) 18:36

レポート一覧に戻る

この記事のトラックバックURL:

ページの先頭へ