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カテゴリ:レポート , 宮川彬良&アンサンブル・ベガ
1/9(土)新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ
「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」2010新潟公演へご来場の皆様、ありがとうございました!
夜の部:「アキらくご」の真っ最中。着物姿で打楽器を自在に操るアキラさん!
昼の部:とっても静かに聴くことが出来る新潟の子供達、今年もありがとう!
2005年のお正月から始まった、りゅーとぴあのニューイヤーコンサート。
りゅーとぴあの年明けを飾る恒例のコンサートとして、毎年、趣向を凝らしてお届けしてきましたが、今年は凄かった!
(ですよね・・・?ご来場のみなさま)
今回、アンサンブル・ベガが新潟へ乗り込んだプログラムは、新しい挑戦に満ちていました。
その挑戦とは、
その1、昼夜2公演に渡るプログラムで新潟市ジュニア合唱団との共演!
その2、りゅーとぴあで生まれた、アキラさん作の舞台音楽3作品を、劇中でなくコンサートで単独演奏する試み
その3、「アキらくご」
子供達への「お年玉コンサート」では、
ヒビキ・トシヤ×宮川彬良による合唱組曲『少年の時計』が、オーケストラ版に続き満を持してアンサンブル・ベガにより初演。
珠玉の5曲は
「音のつばさ」「まちがみんなをすきなんだ」「はじめてのきみ」「このうたゆうき」「サヨナラの星」。
誰もが本当は心の奥にしまっている少年の日の情景を、新潟市ジュニア合唱団の子供達が、無垢な歌声で歌ってくれました。
会場の子供達はもちろん、実は、付き添いの保護者の皆さんの心に、しみじみと伝わるものがあったのではないでしょうか。
曲間には、アキラさんのピアノ、アンサンブル・ベガによる間奏をBGMにナレーションが挟まれました。
ナレーションは、岩橋璃音さん、木村沙紀さん、
「はじめてのきみ」のソロは、中野太一くんでした。
どうかいつまでも、この歌の少年のような心を忘れないでくださいね☆
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午後4時からは、2時間フル構成の「りゅーとぴあのニューイヤーコンサート」
合唱団の子供達も、黒の衣装でシックに登場、アキラさんの厳しい要求にくらいつき、本番では最高の出来栄えでした!
「アキらくご」上演中、語る「飛馬仁亭(ひゅうまにてい) 彬良」師の背中。
舞台袖の小窓から見えるステージ上のメンバーに念を送り続けたスタッフ一同でありました。
りゅーとぴあで生まれた、市民ミュージカル3部作から、アキラさんが選んだ曲は、
・2匹の子羊(ミュージカル「家なき子」より)2003年上演
・飛び散る火の粉は花吹雪(ミュージカル「大いなる遺産」より)2008年上演
・明日の朝、神様がいらっしゃるよ(ミュージカル「シャンポーの森の中で」より)1998年上演
りゅーとぴあ開館の1998年から、5年刻みで制作されたミュージカル、作詞は3作品とも「岡本おさみ」さんです。これぞ、新潟の風土と自然から生まれた宮川メロディですね。
10年たっても全く色あせない名曲「明日の朝、神様がいらっしゃるよ」の「歌の力」をヒシヒシと実感いたしました。
これだけで、もう感動で胸が一杯、と思いきや、後半に待ち受けるは「アキらくご」だったのです。
(前日リハーサルの画像ですので、アキラさん胸元の黒いTシャツはご愛嬌です)
上方落語様式で、見台・ひざ隠しを使用しながら、アキラさんの話しぶりは、江戸落語でしたね。
これが、全く新しい創案による「アキらくご」のスタイルです。
今回は、ウィンナ・ワルツで華やかに新年を彩る作曲家、ヨハン・シュトラウス一家の愛憎ドラマを、贅沢な生演奏と数々の演出でお届けしました。
この「アキらくご」、今後も各地でお目見えすることになりそうです。
なにやら、落語にちなんだ新作グッズの企画も持ち上がっているとか・・・。
どうぞご期待ください!
ニューイヤー番外エピソードは、別記事にて!
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