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カテゴリ:レポート , アキラさんとまこと君
10月2日(日)那須野が原ハーモニーホール
「アキラさんとまこと君 ふたりのオーケストラ」那須野が原ハーモニーホール公演へご来場の皆様、ありがとうございました!
これまでに「アキラ塾」で1回、「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」で2回の計3回お伺いしている那須野が原ハーモニーホールで、今年は、平原まことさんと「ふたりのオーケストラ」が行われました。
ハーモニーホールは東北新幹線「那須塩原」の駅から車で20分ほどの距離にあります。
3月11日の地震では、震度6強の非常に激しい揺れに見舞われ、今回公演を行った大ホールは、スプリンクラーが作動し、一部客席の床面は膝丈の水がたまり、天井面も大きな損傷を受けました。
その後、5ヶ月あまりの大規模修繕の後、8月19日にようやく再開館されたとのことでした。
市内は表面的には大きな被害が無いように見えますが、ホールスタッフの皆さんからお話を伺うと、見える部分、見えない部分の両面に、大変大きな被害を受けられていました。
大田原市内では、市役所が復旧の目処が立たない被害のため、業務を市内数箇所に分かれて行うなど「日常」とはまだまだ言えない状況です。
そんな中、お越しくださった皆様には心より感謝申し上げます。
こちらはゲネプロ中の二人。
今回の公演では、驚くべきことがありました。
ゲネプロが始まってほどなく、アキラさんがつかつかと客席で聴いていたスタッフに近寄ってきて
「ねぇ、音がすごく良くなってない?」
そうなんです!
大ホールでは、過去に宮川彬良&アンサンブル・ベガが2回公演を行い、今年のお正月にも伺いましたから、その響きが記憶にあります。
もちろん「ハーモニーホール」という名の通り、良い響きに恵まれていたのですが、
今回はあまりに澄んで、さぁっと大きな瓶に水が満ちわたるような感覚がすることに驚きで一杯でした。
・・・科学的根拠は全くないのですが、スプリンクラーが作動して水浸しになったことや、激しい揺れに見舞われて起こった「何か」がホールの響きに、よい方向に作用したのではとしか考えられません。
このことは、アキラさんも公演中に話していましたね。ご来場の皆さんは、しっかとお聞きになられたと思います。
「ホールの響きに音楽を教えられるようだね」
とアキラさんと平原まことさんが口にしながらのゲネプロを終えた本番では、
「待ってました!」
と聞こえて来るような熱い拍手を頂きました。
震災を経て、更に素晴らしい響きとなったハーモニーホールへ、またお伺いできることを楽しみにしています!
<はみ出しメモ>
ハーモニーホールへお伺いしたら、お弁当のウナギはこちらで注文しています。
美味しいですよ!
割烹いとう
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