11月3日(木・祝)アクトシティ浜松音楽工房ホール
「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」浜松公演プレ企画として、
「ザ・ロウボーイズ」コンサートが行われました。
ご来場の皆様、ありがとうございました!
アンサンブル・ベガから低弦の二人、チェロ近藤浩志、コントラバス新真二の「最低(サイテー)音」に引っ掛けて「The Low Boys」と名づけたのは、構成・脚本の響敏也さんです。
今回はコンサートに先立ち、チェロとコントラバスのクリニックも行われており、当日は受講生の皆さんの成果発表コーナーも交えての内容となりました。
クリニック受講生の皆さんの演奏曲は、サン=サーンス「動物の謝肉祭」より"象"(コントラバス)、"白鳥"(チェロ)。
いずれも、それぞれの楽器の代表的なレパートリーですね。
リハーサルでは、コントラバス新、チェロ近藤の各講師より、ステージで演奏するにあたっての音楽面、メンタル面の具体的なアドバイスがありました。
オーケストラの華であるチェロ、屋台骨を担うコントラバスのトッププレイヤーによるクリニックは、受講の皆さんに大好評だったようです!
ゲネプロの様子。何かが違う・・・でもコレはマジメな練習です!
ピアノは佐竹裕介さん。アンサンブルやレコーディングに引っ張りだこの若手ピアニスト。この日はソロでリストの作品も演奏してくれました。
Facebookページに、未掲載の写真もupしました。
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プログラムは下記の通り。
♪M.ジャクソン・長山善洋編曲/ビリー・ジーン(トリオ)
♪ベンダ:チェロとコントラバスのためのソナタ(デュオ)
<チェロ・コントラバス クリニック受講者成果発表>
♪サン=サーンス/組曲『動物の謝肉祭』より "象"(コントラバス合奏)
♪同/ "白鳥"(チェロ合奏)
♪バリエール:/チェロとコントラバスのためのソナタ(デュオ)
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♪リスト/「2つの伝説S.175」第2曲 波を渡るパオラの聖フランチェスコ(ピアノソロ)
♪クーセヴィツキー/コントラバス協奏曲より 第二楽章(コントラバスソロ)
♪サン=サーンス/組曲『動物の謝肉祭』より "象"(同上)
♪J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲 第一番より "プレリュード""サラバンド"(チェロソロ)
♪サン=サーンス/組曲『動物の謝肉祭』より "白鳥" (同上)
♪ロッシーニ/チェロとコントラバスのための二重奏曲(同上)
♪モーツァルト・長山善洋編曲/ソナチネ第15番K.545 ハ長調(トリオ)
<アンコール>
だんご三兄弟(近藤浩志編曲)
ビリージーン
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公演は予定時間を大幅に超えて、大変な盛り上がりとなりました。
この日は先遣隊として2人がお伺いしたアンサンブル・ベガ、お正月には
「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」浜松公演に、ぜひお越しください!
1月5日、浜松公演の詳細はコチラ。
(制作後記)
アンサンブルには様々な楽器編成がありますが、チェロ、コントラバスの「低弦デュオ」のための曲は元々少なく、今回はピアノを加えて新たに2曲のアレンジを依頼しての構成でした。
アレンジの長山善洋さんは「クインテット」をお好きな方なら、ご記憶にあるかもしれませんが、8年間、音楽スタッフとして番組作りをつぶさに見られた方のお一人であり、
新進気鋭の作編曲家です。「どれみふぁワンダーランド」や「宮川彬良のショータイム」でもキーボードなどでお見かけすることがあります。
そうそう、現在制作中の「クインテット」スコア集の巻頭に収録される、アキラさんのコラムにも、長山さんの活躍ぶりが。
浜松では、来年上演の子どもミュージカルの作曲を担当されているそうです。
こちらも楽しみですね。
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