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カテゴリ:レポート , 宮川彬良&アンサンブル・ベガ
9月16日(日)宝塚ベガ・ホール
遅ればせながら・・・
「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」宝塚ベガ・ホール定期演奏会、1か月後のレポートです(!)。
【バレエ音楽<ジャン・コクトー「堕天使の恋」】全曲初演の後の、アキラさんとアンサンブル・ベガメンバー。
→Facebookページにupしたアルバムはこちら(写真7枚)
昨年9月、この宝塚ベガ・ホールでの定期演奏会で最初の2曲をお披露目して、一年越しのこの8月のツアー3公演のうちに少しずつお届けしてきた、アキラさんの大作「堕天使の恋」、
ようやく全曲通して36分すべて完成、初演となりました!
大曲36分の内容は、下記の通り。
元々、日本舞踊の創作舞台の音楽として作られた曲を、アキラさんがアンサンブル・ベガ用に再構成、編曲しました。
♪バレエ音楽 ジャン・コクトー【堕天使の恋】・・・宮川彬良
プロローグ~ラディゲの死
自暴自棄~鎮静
リセの雪
ダルジュロス
劇中劇
プロムナード
乱痴気パーティー
ジャンと阿片
翌朝~Act Iフィナーレ
エピローグ
※タイトルなどは、今後、若干改訂される可能性もございます
ジャン・コクトーは、フランスの詩人で、ほかにも小説家、戯曲作家、評論家、画家、映画監督広いジャンルの創作活動を行いました。
その人生は波乱万丈で、エピソードに事欠きません。
バレエでコクトーの生き様を表現するために作られたアキラさんの音楽を、演奏会用の作品として皆さんにお届けしていく試み、いかがだったでしょうか?
アンサンブル・ベガのメンバー一同、久々のアキラさんオリジナル作品の新しい楽譜に、ひと夏かけて臨みました。
今後も各地でお聴き頂ける機会を作りたいと願っておりますので、どうぞお楽しみに!
~~プレイバック~~
注:これは本番中の写真です!いつも真剣に演奏しているメンバーの思わぬ特技!?がみられました!
そして、写真はありませんが、第二部の最初に演奏した
シューベルト「八重奏曲」第四楽章は、
1998年、「宮川彬良&アンサンブル・ベガ第一回定期演奏会」で演奏した作品でした。
(当時は1時間以上かかるこの曲を、全曲演奏しました!が、今回は四楽章のみ)
14年前のこととあって、練習の時から
「あの頃は、、、、、」
と思い出話に花が咲くメンバーでした。
(めっぽう個性豊かな一匹オオカミぞろいのアンベガ。結成当初のリハーサルは、それはそれは喧々囂々、主張と協調のせめぎ合いだった!!......と漏れ聞いております)
時を経て、円熟したハーモニーを奏でるアンサンブル・ベガのシューベルト、お楽しみ頂けましたでしょうか?
~最後にスタッフの所感を。。。
こうして、第一部にドビュッシーやガーシュウィン、シューベルトなど、一番古くは200年ほども前に作られたクラシックの作品を聴き、最後に、同時代を生きる作曲家、宮川彬良(アキラさん☆)の作品を聴くことで、改めて感じることがありました。
「スマホ」や便利な家電など無いシューベルトの時代も、21世紀に入って10年が過ぎた現代も、音楽には、数百年の時を越えて、人間の心の中を手に取るように映し出し、私たちに差し出してくれる不思議な力があります。
これからも、時代やジャンル、あらゆる垣根を越えて、自由な心の旅時間を皆さんにお届けできますように。
2013年には結成15周年を迎える「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」に、今後も温かいご声援をお願いいたします♪
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