6月10日(金)、豊橋市民文化会館ホールで行われた「アキラ塾」公演において、ご来場のお客様の携帯電話や電子機器の使用マナーに関し、他のお客様から複数の厳しいご指摘を頂きました。
ご不快な思いをされたお客様には、大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
公演主催者の財団法人豊橋市文化振興財団(以下、敬称略)ならびに、公演を制作しております弊社は、状況の把握と、今後の取り組み等について協議致しました。
●豊橋文化振興財団
ご指摘の内容と状況経過について
1)「アキラ塾」公演時間内に、公演をご覧になっている方しか知り得ない キーワードがTwitter(ツイッター)上に投稿されました。
2)公演終了後、Twitter及びメールで、弊社公式アカウントに対し、 「公演時間中に客席からの投稿が行われていたのではないか」 と複数の方よりご指摘を頂きました。
弊社公式Twitter
3)主催者並びに弊社は、該当の投稿の存在を確認致しました。
確かに、公演時間中の投稿であり、同公演は休憩時間が設けられていない ため、投稿は客席内からか、あるいはお手洗い等に退席された際に、携帯 電話あるいは、iPhone、iPad等のスマートフォンや電子機器により行わ れたものと思われます。
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弊社では、公演や番組放送予定、公演内容のレポート等を広く皆様にお知らせすることを目的に、Webサイトやメールマガジン、Twitterなど、複数のインターネット上のメディアを使用しております。これらのメディアは、遠く離れた方へも、瞬時に広く情報の伝達が可能かつ相互のコミュニケーションも活発に行えることから、大変有益なツールと考えております。
現在、「USTREAM」(ユーストリーム)等の新しいメディアでは、世界的なアーティストやミュージシャンのライブを、生中継の動画配信で、自宅にいながら簡単に視聴することが可能です。これらのライブを見ている方々が、Twitter上で、国境を越えリアルタイムに活発なコミュニケーションを行えることは、新しい音楽の楽しみ方、伝え方であるとその意義を認識しております。
一方で、技術の発達により、あらゆるものが簡単に見聞きできる今日、「生のステージ」の意義は、益々高まるものと確信し、全国各地での毎回の公演では、ご来場の皆様に音楽を通じて、一期一会の心に刻まれる時をお届けすることが弊社の重要な使命と考え、出演者、スタッフ一同、さらなる向上を目指し努力を重ねております。
公演は、舞台上だけで成り立つものでは決して無く、ご来場のお客様の作り出す空気や拍手で、更に濃密なものとなり、その日限りのステージが完成致します。弊社が現在、各地で行う公演は、上述したようなTwitterでリアルタイムに公演の様子を伝え合う形態の公演ではございません。そのような試みを行なう際は、事前にその旨を広く告知させて頂きます。
どうかご来場の皆様には、目の前のステージで行われている、出演者のパフォーマンスを余すことなく十二分にお楽しみください。 今後とも暖かいご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
公演時の携帯電話及びスマートフォン等の電子機器使用について
- 公演時の客席では、携帯電話及びスマートフォン等の電子機器の電源をお 切りください。
- 緊急の場合等に、マナーモードに設定された上で、携帯電話を開きメール を確認されることは、周囲や後ろの客席の方には、画面が光りご迷惑とな ります。一旦、ご退席の上、確認してください。
- マナーモードにおいても、バイブレーション機能の設定は、静かな音楽の 演奏や、静寂を必要とする公演の妨げとなりますのでご遠慮ください。
- 公演時間中に、携帯電話やスマートフォンなどで、客席から公演の様子を Twitterまたはブログ、Facebook等のインターネット上に投稿することは 固くお断り致します。特別な試みにより「客席からTwitterで実況中継す ることを目的した公演」でない限り、公演進行の妨げとなる恐れがあり、 他のお客様にもご迷惑となります。発見次第、ご退席頂く場合もございま す。
*途中休憩のある公演などで、休憩中に公演のご感想を投稿されること については支障ございません。
今後の公演においては、公演前のアナウンス等でより一層のマナーに関するお呼び掛けを、各主催者様と協議の上、実施致します。
万一、客席内で、他のお客様のご迷惑となる行為をご覧になられた場合は、お近くの係員までお知らせください。 皆さんが気持ちよく公演をお楽しみ頂けますよう、ご協力をお願い致します。
2011年6月15日
有限会社おふぃすベガ