響敏也(ひびき・としや / 作家・音楽評論家)は、9月29日(金)午後2時35分、多臓器不全により逝去いたしました。享年72才。
宮川彬良&アンサンブル・ベガ結成(’97年結成、’98年初公演)時から、構成脚本を担当、また「ヒビキ・トシヤ」名義での詞作において、宮川彬良/合唱組曲『少年の時計』『きのう・きょう・あした』、『幸せのリズム』、また宮川彬良/歌劇『あしたの瞳』『ブラック・ジャック』の脚本・作詞他多数。
音楽のジャンルの垣根を越えた選曲構成のアイデア、笑い過ぎでお腹がよじれるような脚本、切れ味とユーモアそして詩情が交錯するプログラムノートや詞作、また「音楽の友」誌上等での音楽評執筆、各賞審査員など、活動は多岐に及びました。
ここに心からの哀悼の意と長年の創作活動への敬意と感謝を表します。
なお、葬儀はご家族・ご親族のみで執り行われました。
2023年10月5日
有限会社おふぃすベガ
お問い合わせ
おふぃすベガ TEL 0798-53-4556(平日10-18時)
お問合せフォーム
(参考資料)
スタジオ・オーケストラのトランペット奏者として演奏活動後、放送作家として執筆活動に入る。
その後「作家・音楽評論家」として活動。
評論や随筆を新聞・雑誌に執筆。オペラと落語を合体させた『オペらくご』の創案と脚本、音楽舞台の脚本(大阪フィル・ポップスコンサート、アンサンブル・ベガ等)や、
放送音楽番組台本を担当。近年は詩作や作詞に力を注ぎ、作曲家・宮川彬良と新しい「うた」を連作中(ヒビキ・トシヤ名義)。
著書=『親父の背中にアンコールを〜朝比奈隆の素顔の風景』等。
脚本=オペらくごVol.3和菓子屋騒動記『こしあん取って!』 (コシ・ファン・トゥッテ)/音楽劇『私がベートーヴェンです!』/ぺらぺらオペラ笑劇場/谷啓オペラ『ピエロに何が起こったか』等。
作詞=合唱組曲『少年の時計』(『音のつばさ』『サヨナラの星』等)/合唱組曲『きのう・きょう・あした』/『カンターレ!あかんたーれ』/『空のわすれもの』/『幸せのリズム』/『栄光の道』(松井秀喜選手公式応援歌)等。
オペラ=歌劇『あしたの瞳〜もうひとつの未来〜』(作曲:宮川彬良)、歌劇『ブラック・ジャック』(作曲:宮川彬良)