ア・カペラ(無伴奏)×混声の可能性を追求!
国内でも数少ない、プロの混声室内合唱団「里井宏次&ザ・タロー・シンガーズ」一年半ぶりの定期演奏会です。
ザ・タローシンガーズは、95年の活動開始以来、ア・カペラ(無伴奏)-人の声のみでつくりあげる音楽 の魅力と可能性を追求し続けてきました。
結成20周年を一区切りに「原点回帰を」と選ばれた今回のプログラムは、1910年代生まれ、2歳違いの二人の作曲家、ニーステッド(ノルウェー)とブリテン(イギリス)の作品です。合唱とチェロ独奏という珍しい編成のニーステッド「悲しみの聖母」では、気鋭のチェロ奏者・荒井結子が共演。各曲の聴きどころは、少しずつupいたします!
出演者紹介はコチラ
里井宏次&ザ・タロー・シンガーズ 第22回定期演奏会
『賛美と内省と』~B.ブリテンとK.ニーステッド
日時
2017年6月30日(金)19時開演(18時開場)
会場
いずみホール(大阪)
チケット
[当日座席指定(18:00よりチケットオフィスにて座席指定券とお引替えいたします)]
一般前売/¥3,500 当日4,000
学生前売・当日とも/¥1,500
出演
- 里井宏次(指揮)
- ザ・タロー・シンガーズ
- 荒井結子(チェロ)
曲目
K.ニーステッド(K.Nystedt)
・ Miserere /ミゼレーレ
・Stabat Mater/悲しみの聖母 [混声合唱とチェロのための]
B.ブリテン(B.Britten)
・A.M.D.G(Ad majorem Dei gloriam)/大いなる神の栄光に
・Deus in Adjutorium meum intende /神よ、速やかに我らを救い給え
※曲順不定
発売
2017年3月20日(月・祝)
出演者紹介
ザ・タロー・シンガーズ The TARO Singers
1994 年、合唱指揮者・里井宏次のもとに発足。翌 95 年より演奏活動を開始。日本では数少ないプロの室内混声合唱団として、ア・カペラ(無伴奏)合唱作品の魅力と可能性を追求し続けている。大阪を拠点としながら、国内外で活動し、東京での定期演奏会も 16 回を数える。
ルネサンスから現代にいたるまで、幅広い時代の作品を取り上げるとともに、ア・カペラの新たなレパートリー開拓にも力を注ぎ、シューベルト三大歌曲集、日本の歌などのアカペラ版への編曲委嘱・初演を数多く行う。これまでに 8 枚のアルバムをリリースしている。
1999,2010 年、大阪文化祭賞本賞、2008 年、文化庁芸術祭優秀賞など受賞多数。
The TARO Singers の “TARO” は、主宰者である里井宏次の「サトイ」から(サトイ→サトイモ→ タロイモ→TARO)。「タロイモ」は縄文時代から日本人の常食であったばかりでなく、この
“TARO” という言葉は、日本語だけでなく英語、仏語、独語・・・どの言葉をとっても共通で、世界に通用する数少ない単語のひとつといわれている。
ザ・タローシンガーズ オフィシャルサイト
荒井結子(チェロ)Yuiko Arai,Cello
福井市出身。6歳よりスズキ・メソードでチェロを学ぶ。
中学卒業後渡米、Idyllwild Arts Academy(米カリフォルニア)に留学。
2003 年、金沢市フレッシュ・アーティストコンサート・オーディションにてグランプリ受賞。同年秋より、ドイツ国立ハンブルグ音楽大学に留学。2005 年石川ミュージックアカデミー賞を受賞、翌年アスペン音楽祭に奨学生として参加。2008、09、12 年には PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に参加。小淵沢リゾナーレ音楽祭 2012 に出演。その他数々のマスタークラスを受講しソロの研鑽を積む。
2006 年、北陸登竜門オーディションに合格。2008 年、岩城宏之音楽賞受賞、ブラームス国際コンクール(オーストリア)チェロ部門第2位入賞。平成 24 年度福井県文化奨励賞受賞。
これまでに、オーケストラ・アンサンブル金沢、セントラル愛知交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演し好評を博す。また、グラシアー・トリオのチェリストとして日本、台湾、アメリカを中心に活動している。
財)福井県文化振興事業団主宰「福井ジュニア弦楽アンサンブル」にて講師、仁愛女子高等学校音楽科特別講師を務めている。
これまでに参納純三、John Walz、Wolfgang Mehlhorn の各氏に師事。