*新型コロナウイルス感染症の影響により開催概要等に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
リート(歌曲)を演奏活動の中心に据え、語りと歌を独自に構成したユニークなで定評のあるメゾ・ソプラノ廣澤敦子が、年に一度開催するリサイタル、今回は「遊びをせんとや生まれけむ」と題してお届けします。
「遊びをせんとや生まれけむ」は、平安末期に広くうたわれた今様を後白河法皇が編纂した歌謡集「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」の中のもっとも有名な歌のひとつで、大衆の喜びや悲しみを歌った当時の歌謡に、我が国を代表する現役作曲家の一人、新実徳英(にいみ・とくひで)が曲を付けたものです。
長らく日本歌曲をライフワークのひとつとする廣澤が、その対をなすように選んだ日本歌曲は、高野喜久雄による一人問答の歌詞「ひとりの対話」(高田三郎作曲)です。
この高野喜久雄、高田三郎は、合唱の名曲「水のいのち」の作詞作曲コンビでもあります。
ほかに、ファリャ、ヴォルフ、珍しいところでユダヤ系アメリカ人作曲家でドラマや映画の音楽を多く作っているシャイヤーの作品と、今回も独自の観点で編まれたユニークなプログラムをどうぞご堪能ください。
日時
2021年2月28日(日)14:00開演(13:30開場)
会場
出演
廣澤敦子(メゾソプラノ)
青谷理子(ピアノ)
チケット
一般 前売り(パスマーケット/チケットレス) 4,000円一般 前売り(紙チケット)4,200円一般 当日4,500円学生(前売り・当日一律、パスマーケット/紙チケットとも)2,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください
当公演の座席は下記にて設定いたします
【1階席】
【2階席】
プログラム
- 新実徳英 梁塵秘抄(りょうじんひしょう)による歌曲「遊びをせんとや生まれけむ」より
- 高田三郎 ひとりの対話
- ファリャ 七つのスペイン民謡
- ヴォルフ エオルスハープに寄せて 風の歌
- シューマン なまけものの天国、ジプシーの歌
- シャイヤー クロスワードパズル 他
お問合せ
- おふぃすベガ 0798-53-4556 メールはコチラ
廣澤敦子(メゾソプラノ)Atsuko Hirosawa/Mezzo Soprano
愛知県立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。
2006年からはリサイタルシリーズ「歌物語」をスタート。
現在コンサートマスターをつとめるThe TARO Singersが平成20年度芸術祭優秀賞、
近年オランダよりエリー アメリング、フランス ホイツを招聘、レッスンや講座の通訳、
京都光華女子大学非常勤講師、The TARO Singersコンサートマスター、日本シューベルト協会、
ブログ「音楽家の日常」