~歌い継がれる音、ことば~
8月20日更新 *出演者の変更について
デルタ株に対応した安全対策として、
(8月13日更新)
宮城県出身で幼少から合唱に親しみ、世界青少年合唱団World Youth Choir日本代表などで世界25か国で演奏経験を重ね、東日本大震災後に関西へ移住したメゾ・ソプラノささきひろ子のリサイタル第三弾。
間宮芳生が日本全国の民謡に想を得て編んだ『日本民謡集』から自身のルーツである東北民謡を歌う。
また、世界各国で社会変革の荒波やそれぞれの人生の山や谷を、時に力強く、ある時は軽やかに表現した16世紀フランスのシャンソン、ハンガリーで自国の民謡に深く傾倒した作曲家バルトークの作品、アメリカの黒人霊歌を選曲し、自身の、人々の「うたのルーツ」に迫る。
共演は16世紀古楽シャンソンの共演にリュート小出智子(一部ソロ演奏あり)。ピアノに寺嶋千紘。ハンガリー語(マジャール語)の朗読にPodmaniczki Kinga。
日時
2021年8月22日(日) 14時開演(13時30分開場)
会場
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
(〒663-8204 兵庫県西宮市高松町2-22)
阪急西宮北口駅南改札口スグ/JR西宮駅より徒歩15分(阪急バス7分)
料金
全席自由
【前売り】
一般 チケットレス 2,800円
一般 紙チケット 3,000円
中高生(チケットレス・紙チケット一律)2,500円
小学生(チケットレス・紙チケット一律)1,000円
【当日】※販売しない場合がございます
一般 3,500円
中高生 2,500円
小学生 1,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください
※紙チケットの販売は8月15日まで
出演
曲目
16世紀フランスの歌
花咲く日々に生きるかぎりTant que vivray(Sermisy)
若い娘が Une jeune fillette(Anon.)
私の苦しみを De mon triste desplaisir(Richfort/Milano)ほかバルトーク『8つのハンガリー民謡』 全曲
間宮芳生作曲『日本民謡集』より
銭吹唄(青森県民謡)
ちらん節(鹿児島県民謡)
杓子売唄(秋田県民謡)
こきりこ(富山県民謡)- アメリカ黒人霊歌
時には母のない子のように Sometimes I Feel Like a Motherless Child
深い河 Deep Riverほか
チケット取り扱い
《ご来場いただくお客様へのお願い》
- ご来場の際は、必ずマスクの着用をお願いいたします
- 入場口でサーモグラフィによる検温を実施いたします。37.5以上の発熱がある方は入場をお断りする場合がございます。
- 体調のすぐれない方はご来場をお控えください。
- 出演者への御面会はお控えください。
お問合せ
おふぃすベガ 0798-53-4556(平日10-18時)
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プロフィール
佐々木 ひろ子 Alto / Mezzo Soprano
宮城県出身 兵庫県在住。
10才で児童合唱団入団、中高の合唱部でステージパフォーマンスの創作に目覚めた。舞台芸術を学ぶため、本格的に音楽の道を志す。同時期に、世界中の声楽家の卵で構成される、UNESCO「平和親善大使」World Youth Choir及びAsian Youth Choirに日本代表として参加し、世界共通言語とも言える「歌」の力を感じる。
クラシックピアノと声楽を学ぶ傍ら、幼少期から和太鼓に親しみ、舞や囃子も習得。各地の民俗芸能保存会でフィールドワークを行い、プロとして民族歌舞団で公演活動も行っていた。
これらの経験や計30か国での演奏での同世代の声楽家達との交流から、世界中の「歴史と言語と音楽のつながり」に強烈な興味を持っており、言語習得や歴史理解が演奏に及ぼす重要性を感じている。
オペラ分野では、『フィガロの結婚』(ケルビーノ/マルチェリーナ)『魔笛』(第 3 の侍女)『カプレーティ家とモンテッキ家』(ロメオ)などコミカルな役柄や男性役を得意とする。現在は西日本を拠点に『メサイヤ』『教会カンタータ』ほか中世〜バロック期の宗教曲のアルトソリストを務めるなど、古楽〜現代音楽まで古今東西の作品を演奏。2019 年には杭州国際児童歌唱コンクール(中国)の日本代表審査員・講師を務めた。2018 年より 2 度、関西にてソロリサイタルを開催、満席の好評を博す。ボイストレーナーとしては、全日本合唱コンクール全国大会金賞団体のボイスコーチを担当するなど、声の指導実績は 1000人超。音楽療法の知識やヨガインストラクターの資格を生かした、体と声と心の密接な関係をひもとくボイストレーニングで、それぞれの声の悩みの根本の問題を解消し、歌うのが楽しくなったと好評を得ている。淀川混声合唱団、女声合唱団エントアールのボイストレーナー。声楽を岩瀬りゅう子、應和惠子、広瀬奈緒、高橋絵里、波多野睦美、合唱指揮を松原千振の各氏に師事。
宮城教育大学生涯教育総合課程芸術文化専攻声楽卒業、仙台オペラ協会研究生修了。エリザベト音楽大学付属室内合唱団エリザベトシンガ ーズ正団員。
ヨガ歴 18 年。やっぱり猫が好き。
小出 智子(リュート) tomoko koide
同志社大学英文学科卒業後、リュートを始める。ソロ、通奏低音、民族楽器との共演や録音への参加など、関西を中心にジャンルを問わず幅広く活動中。月光堂音楽教室リュート科講師。NHK大阪文化センター「リュートでうたうイギリスはやりうた」リュート伴奏担当。龍谷大学REC講座などでのレクチャーも行っている。オンラインレッスンが好評で着々と生徒数を増やし、引き籠り系リュート奏者の道を邁進中。ムーミンファン歴四半世紀越え。
寺嶋 千紘(ピアノ) chihiro terashima
神戸大学卒業後、ドイツへ渡りInternat ional Col lege of Music, Hamburgを最優秀の成績で卒業。さらにリューベック音楽大学で研鑽を積む。テラモ国際音楽コンクール第1位(イタリア)、CD制作、またハンブルクと大阪にてソロリサイタルを開催する。帰国後、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。日本センチュリー交響楽団と共演。近年では兵庫県立芸術文化センター主催公演をはじめ、リサイタルやコンサートに多数出演。伴奏ピアニストとしてはNHK−FMに出演するほか、パリ管弦楽団メンバーなどの来日アーティストとの共演も多い。