<大阪市助成公演>
直前集中掲載「歌い手の脳味噌から」廣澤敦子 全曲完結!(3/4)
リート(歌曲)を演奏活動の中心に据え、語りと歌を独自に構成したユニークな構成で定評のあるメゾ・ソプラノ廣澤敦子が、年に一度開催するリサイタル。今回は「風に吹かれて」と題して、お客様の熱烈なリクエストから選りすぐった歌でパズルを組みました。
コロナ禍から三度目の春となる2023年3月の「風」を会場でご一緒に感じられますように、パズル完成の最後の1ピースはご来場の皆様です!
ご来場を心よりお待ち申し上げます。
日時
2023年3月12日(日)14:00開演(13:30開場)
会場
あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール(大阪市)
出演
廣澤敦子(メゾソプラノ)
中村展子(ピアノ)
チケット
【全席自由】
一般前売 4,000円(当日4,500円)
高校生以下2,000円(前売・当日一律)
※未就学児の入場はご遠慮ください
プログラム
- E.H.グリーグ/白鳥、ペールギュントの歌
- E.ベルリオーズ/歌曲集『夏の夜』より
- H.ハウエルズ/ダヴィデ王
- ブラームス/ジプシーの歌
- 橋本國彦/舞
- 石桁眞礼生/麻姑(まこ)の手
- 木下牧子/涅槃(ねはん)
- 信長貴富/時に 人が通る 他
※字幕つき
お問合せ
おふぃすベガ 0798-53-4556(平日10-18時)
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廣澤敦子(メゾソプラノ)Atsuko Hirosawa/Mezzo Soprano
歌曲、合唱分野での演奏活動を軸に人間の声にあくなき探求心を持つメゾソプラノ。大阪出身。
2003年、2005年にエリー・アメリングの推薦を受け、オーストリアのバーデンにてFranz-Schubert-Institutに参加。ドイツ歌曲演奏法と詩の解釈、朗読法を学ぶ。エリー・アメリング、ルドルフ・ヤンセン、ヘルムート・ドイチュなど各氏の指導を受ける。当地にて出演した演奏会では地元紙で「美しい声とドラマチックな演奏」と写真付きで紹介された。
また、奨学金を得てウィーンにて宮廷歌手故ワルター・ベリー氏のマスタークラスを受講。
2006年にリサイタルシリーズ「歌物語」をスタート。独創的なプログラムと正統派の歌唱、特に言葉の美しさには定評がある。第6回のシューベルト「冬の旅」(ピアノ チャールズ・スペンサー)は毎日新聞紙上で絶賛された。<友>音楽工房シリーズの日本歌曲演奏会に出演、香港で日本歌曲のリサイタルに出演するなど、とりわけ、ドイツ歌曲と日本歌曲の分野において、確固たる存在感を示している。
バッハ「ロ短調ミサ」のソリストとして故ゲルハルト・ボッセ指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演するなど、宗教曲、ベートーベン「第九」のソリストとしても活躍。コンサートマスターをつとめるア・カペラ室内混声合唱団The TARO Singersが平成20年度文化庁芸術祭優秀賞。平成21年度大阪文化祭本賞を受賞。また自らも”噂のシンガーズ”のリーダーとして合唱の楽しさを各地で伝えることにも力を注いでいる。1992年〜2011年神戸市混声合唱団に所属。
近年オランダよりエリー・アメリング、フランス・ホイツを招聘、レッスンや講座の通訳、アシスタントをつとめている。自身も度々渡蘭し研鑽を積む。また人間の声を総合的に探求すべく、(一社)声・脳・教育研究所ヴォイス・ジェネラリスト、ヴォイス・エデュケーターの資格を取得。
愛知県立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。21 世紀日本歌曲コンクール第二位、友愛ドイツ歌曲コンクール入選。
The TARO Singers コンサートマスター、(一社)日本シューベルト協会理事、関西歌曲研究会、神戸波の会会員。上方オペラ工房メンバー。京都光華女子大学非常勤講師。
廣澤敦子のnote
中村展子(ピアノ)Nobuko Nakamura/Piano
共演ピアニストとして、歌曲を中心にリサイタル、放送録音、
CD『日本歌曲』第1~10集の録音に参加、「レコード芸術」
一方、
第25回京都芸術祭音楽部門京都新聞社賞受賞。
現在、大阪音楽大学大学院講師。国際ピアノデュオ協会、(社)