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  • レポート:プロ奏者の楽譜書き込みツール

  • 2015.9.15 宮川彬良&アンサンブル・ベガ

久しぶりにアンサンブル・ベガ(弦楽隊5人)のリハーサルがおこなわれました。
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メンバーそれぞれのスケジュール具合で、本番前どのぐらいの時期にリハーサルを行えるかは、そのつど異なります。今回は2週間前。

本番は9月29日(火)宝塚ベガ・ホール。
「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」定期演奏会です!
公演詳細はコチラ

まずはざっと音を出し全体の流れをつかみ、今回のテンポを決めるといったおもむきのリハーサル。
曲は「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」定期演奏会のプログラムの中の1曲、ドヴォルザーク「弦楽五重奏曲 第二番 作品77」第一楽章です。

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練習はパート譜とスコアを見比べながらすすみます。おや?譜面台の下にオレンジの鉛筆がみえます。


共演回数も150回を越えるアンサンブル・ベガのリハーサルでは、1回演奏するごとに、音楽が三段跳びぐらいでグングン組みあがっていく様子が目にみえるようで、それは大変興味深いものです☆

さて、そのリハーサルで、
Q.メンバーが楽譜への書き込みに使用しているツールは?
A.書いたり消したりするため「えんぴつ」が必須です。やわらかく消しやすい太目の4Bが多いです。
(こすると消えるボールペンを使う方は見たことがありません)
さっそく見てみましょう!

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楽譜に書きこむチェロ近藤浩志(写真奥)と真剣なまなざしのヴィオラ馬渕昌子。チェロ近藤の手元の鉛筆のお尻には、なにやらグレーの大き目消しゴムがついているようです。

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こちらはコントラバス新眞二の譜面台にあった鉛筆。これもお尻に大き目消しゴムがついています。そしてなにやら不思議なツートーンです(このツートーンの意味は、別の機会にくわしく…)。

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先に掲載した写真で、ヴィオラ馬渕の譜面台の下に見えていたオレンジの鉛筆はこちら。譜面台にこのように鉛筆を下げておく便利ツールを使用しています☆鉛筆のお尻には、先が細い消しゴム。細かいところも消しやすそう♪

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書きこむヴァイオリン日比浩一の手元。やはりお尻には大き目消しゴム。どうやらみんな、消しゴムは別売りの大き目のものを後からつけているようです。最初からついている小さな消しゴムでは足りないのですね、きっと。

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書きこむコントラバス新眞二の手元。楽譜にチラホラ見える赤いのは、練習番号を自分で赤く囲んだものです。ボーイング(弓の上げ下げ)や拍子、テンポも細かく書き込まれ、準備の跡がうかがえる楽譜です。

以上、メンバーの楽譜書き込みグッズでした!


個性豊かなメンバーが終結する「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」の本拠地、宝塚ベガ・ホールでの定期演奏会は
9月29日(火)宝塚ベガ・ホールで19時開演。お待ちしています!
公演詳細はコチラ

 

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