医師とピアニスト、2つの道を歩み、まもなく30年。
先日、「アンサンブル・ベガTHE8(ジ・エイト)」公演では、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」で、アンサンブル・ベガメンバーと待望の共演が実現しました。
関西で恒例のリサイタルも、どうぞお聴きのがしなく!
「プレリュード&フーガで1組×”24のすべての調性” で書かれているJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全2巻。
2014・2015年と、第1巻よりそれぞれ8曲ずつ演奏を行ってきたピアニストの上杉春雄が、いよいよ第1巻しめくくりとなる8曲を取り上げます。
その8曲に「プラス」される作品は、ベートーヴェン最後のピアノソナタ、第32番。
約300年の時を越えて私たちの心に生き続ける作曲家、バッハとベートーヴェン。
ふたりの大作曲家の息遣いに、上杉春雄のピアノが迫ります。
日時
2017年10月13日(金)19:00開演(18:30開場)
会場
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール
チケット
【全席指定】4,000円 ※7月28日発売
プログラム
- J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第17番ー24番
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番 ハ短調 Op.111
※ 未就学児童の入場はご遠慮ください。
※ やむを得ない事情により、曲目が変更となる場合がありますので、予めご了承ください。
チケット取扱い
- おふぃすベガ オンラインチケット *ご予約後、セブンイレブンにてお引き取り
- 兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休み ※祝日の場合翌日)
- カンフェティチケットセンター 0120-240-540(平日10:00-18:00)*ご予約後、セブンイレブンにてお引き取り
上杉春雄(ピアノ)
PTNAグランプリ、マリア・カナルス国際コンクール上位入賞など入賞多数。1982年アメリカ各地で演奏を行う。
1988年東芝EMIよりCDデビュー、サントリー大ホール、大阪ザ・シンフォニーホールでのリサイタルを皮切りに、札幌コンサートホール、紀尾井ホールなどでのソロリサイタルや、札響、オーケストラ・アンサンブル金沢、東京フィル、読売日響などとの共演多数。
また諏訪内晶子、川本嘉子、藤原真理、A.スコチッチらとの共演も重ねる。近年ではたびたびクロアチアやオーストリアなど海外でのリサイタルも行う。
NHK-FM「名曲リサイタル」、浜離宮ランチタイムコンサート、東京オペラシティ「エッセンシャル・モーツァルト」、Hakuju Hal「リクライニング・コンサート」に出演。
また勤務先などでも病院内コンサートを開催、これらの活動はNHK「芸術劇場」、「未来への展望」、読売新聞「顔」欄などで取り上げられている。
マリリン・ホーンやホセ・カレーラスをはじめとする著名なアーティストとの共演で世界的なコレペティとして知られるM.カッツにも師事し、氏の「ピアノ共演法」(音楽の友社)を翻訳、中丸三千繪、波多野睦美、G.Sima(元ウィーン国立歌劇場専属歌手)らの歌手と共演している。
また、チェンバロやパイプオルガンを学び、各地でバッハ演奏やレクチャーを開催、オクタヴィア・レコードよりリリースした平均律第1巻は「レコード芸術」誌上で特選盤に選ばれるなど、極めて高い評価を得ている。
2013年、音楽家デビュー25周年を記念し全国各地でバッハ、ベートーヴェン、ショパン、ストラヴィンスキー、クセナキスからなるコンサートを開催、好評を博した。
北海道大学医学部卒、東京大学大学院医学研究科修了。スウェーデン・ウプサラ大学臨床神経生理部門留学。医学博士、日本神経学会専門医。
現在、札幌山の上病院院長。
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