2回目を迎えました『宮川彬良&アンサンブル・ベガ こどもの日スペシャル!』
今年も本当にたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
コンサートが初めての小さなお客様も楽しめるよう、準備も、いつも以上に念入りに・・・。
当日、準備万端!と小道具をぎっしり詰めたキャリーを引いて会場に向かったのでした。
早速舞台袖に伺うと、響くカナヅチの音。
何やら大掛かりなことにスタッフもびっくりするやらありがたいやら。卓球台の上に広げられた板、大きな紙に印刷された文字、何ができあがるのでしょうか…?
同時に舞台でも準備は進行中!
こちらは「かげアナ=かげアナウンスブース」、この日のための特注品です!
お客様へのお願いなど、コンサートが始まる前に聞こえてくるあの声を、昨年に引き続き、子どもたちが担当してくれるのです。
舞台上に設置されたこのブース前で”コンサートを100倍楽しむための方法”をみなさんに
アナウンス…!
そうして始まったゲネプロ(※)で、次々と湧いてくるアキラさんのアイデア!
センター付近を目的の品を求め、飛び回るスタッフでありました。
(そのためゲネプロの写真がなくて申し訳ありません。。。)
さぁ、いよいよ始まります!
毎年恒例!「音の動物園」。今回も西宮交響楽団さんのご協力により、たくさんの楽器たちが!やはり人気はヴァイオリンかなーとスタッフ2号は思っておりましたが、意外にもファゴットに長い列。あの煙突のような見た目(お菓子のトッポみたいだと思いました・・・食いしん坊です)、そして「西響」のおひげのおにいさまによるサポートのおかげですね。ファゴット星野のようなしぶい音色が出たかな??
こちらはところ変わって舞台袖。総勢12名の子どもたちによる「かげアナキッズ」の試みが着々と進行していました。
今日のために一生懸命練習してきてくれたのでしょう。緊張の面持ちで何回も原稿を見直しています。思わず、がんばれ!!と声をかけたくなりました。
大役を果たした子どもたちは、達成感でいっぱい。
こうした試みで、子どもたちがこれからも”ホールにコンサートを聴きに行く”ということに興味を持ち続けてくれたらステキですね!
こちらが、舞台袖で「本番」直前の「かげアナキッズ」の後ろ姿。
緊張感が漂います・・・。
肝心の本番の様子は・・・
今回は「公演デビューが済んだら☆コンサート・デビュー」と題し、”リズム”をテーマにさまざまな曲をお届けしました。
このレポート最初の写真の板は、なんと大きな機関車のパネルでした!シュッシュッポッポッのリズムと共に「ロコモーション」では、舞台をところ狭しと走り回ったのです。
もちろん、賢くなれると評判の『音符の国ツアー』も!(本番直前に調達した数々の”鳴りもの”も大活躍!)
コンサートのクライマックスは、『動物たちのリズム』。
歌劇「カルメン」から「闘牛士の歌」、サン=サーンス「動物の謝肉祭」を。
メンバーの中で牛さんといえばチェロ近藤、ということで素晴らしい牛っぷり・・・ではなく、ソロをたっぷりと聴かせてくれました☆
「動物の謝肉祭」には、おんどり・めんどり、かっこう、ぞう、白鳥からピアニスト(!)まで、たくさんの動物が登場します。最後は全員で華やかなフィナーレ!
楽しい時間はあっという間。「拍手が鳴り止まなかったら続きがあるかも?」というアキラさんの言葉に続いてアンコールへ。
アンコールはおなじみ「ゆうがたクインテット」、「幸せのリズム」、「サヨナラの星」を。
アンコール後、みなさまからの鳴り止まない拍手に応えるメンバーたち。
たくさんの子どもたちが手を振ってくれたり、「アキラ~っ!」と声援をくれました。
この日が「コンサートデビュー」だった小さなお客様たち、楽しんでもらえたでしょうか!?
また来年もキラキラした子どもたちに会えるのを楽しみにしております。
※ゲネプロとは
演奏会の当日に、実際の舞台上で行う全体リハーサルのこと。
ドイツ語の「Generalprobe(ゲネラールプローベ)」を略して、「ゲネプロ」といいます。
【追伸】
“スペシャル”だったのはこのコンサートだけではありません!
アンサンブル・ベガからのスペシャルなお知らせ、ご覧いただきましたか??
『アンサンブル・ベガ 8人(だけ)の夏』
始動しております!
ハヤワリ【早割】は5/30(木)発売。
結成15周年の特別企画、要チェックです。
※今回のレポートは、新スタッフ2号が担当いたしました(編集/1号)