左が今回のツアーで初めてお聴きになったという方もたくさんいらっしゃった楽器『アルプホルン』のマウスピース、右は池田さんの普段のマウスピースです!
画像は、りゅーとぴあのステージにて。
唇のコントロールで音程や音色を変化させる管楽器奏者にとって、一つの演奏会で異なるマウスピースを使うのは、とても大変なことなのです。
(しかも、兵庫と東京の公演では、アルプホルンを演奏した後、池田さんには『ホルン協奏曲』のソロがありました!)
※あいにく、肝心の池田さんがアルプホルンを演奏中♪の写真を撮り損ねました。すみません!
代わりといっては何ですが、リハーサルの休憩時間には、メンバーもこの珍しい楽器に興味津々でした。
辻井さんもアルプホルンに挑戦中です!
りゅーとぴあが子ども達でにぎわった昼公演「アキラさんのお年玉」の終演から約4時間後、この日2回目の公演が4度目を迎える『りゅーとぴあのニューイヤーコンサート』。
音符に秘められた謎を、「ツアー・コンダクター:宮川彬良」とアンサンブル・ベガの生演奏で解き明かす名物『音符の国ツアー』、2008年新春ツアーのために我らが頭脳・響さんが編んだメニューをダイジェストでご紹介いたしましょう。
◎彬良さんの『白浪五人男』!(東京公演では、なんと「イヨッ!!」の掛け声までかかりました!)
◎近藤さんのソロによる『江差追分』!(『かもめの』という歌詞だけで、数十秒をかける民謡の名手の歌声がチェロで!)
◎『アルプスの少女ハイジ』では会場が日本から一気にスイスの山に。
◎ブラームスが耳にして、この曲を作ったといわれるテーマを、アルプホルンで再現!
そして、8人で『交響曲第一番』を演奏!
◎締めくくりは南フランス・オーベルニュ地方の民謡を題材としてカントルーブが作曲した『オーベルニュの歌』から羊飼いの男女が互いを呼び交す様子を描いた『バイレロ』。
原曲は、ソプラノと小編成のオーケストラで書かれていますが、今回はソプラノで歌われるメロディが、近藤さんのチェロや星野さんのファゴットで歌うように奏でられました。
アンコールの最後はビートルズの『P.S.I Love You』で、新潟の皆さんにご挨拶をし、りゅーとぴあ4度目のニューイヤーコンサートを締めくくりました。
2008年は、りゅーとぴあ開館10周年、彬良さんは12月に新しい舞台『大いなる遺産』で、りゅーとぴあへ登場です!
皆様もぜひぜひ12月はりゅーとぴあ「劇場」へ!そして1月は「コンサートホール」へ!
2日間、舞台、音響、照明スタッフの皆さん、DVDの売店スタッフまで務めていただいた事務所スタッフの皆さんにも大変お世話になりありがとうございました!