2月27日(土)15時開演 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール
「未来の音楽授業!アキラ塾」へご来場のみなさま、ありがとうございました!
毎回、ここ西宮にある兵庫県立芸術文化センターで新作メニューを発表し、各地へ行脚している「アキラ塾」。6回目となる「西宮分校」、今回も初おひろめの授業たっぷりでお届けしました!
その様子を、前日のリハーサルと当日のゲネプロ時の写真をまじえてご報告いたします!(日直)
授業の様子
1時間目 音楽の三要素★大分析
「音楽の三要素」といえば…
ハーモニー・メロディ・リズム!
音楽になくてはならないこの3つの要素を、アキラ塾長がひもときました。
その中でも、今回特に時間を割いたのは「ハーモニー」。
「ドミソ」の和音をはじまりとして、シャープやフラットがついた音を重ねることにより、これらの和音(コード)が「ハードボイルド」や「甘いふたり♪」など多様なシチュエーションを描けることが、アキラさんの自在な具体例ピアノ演奏!で証明されました。
中でも「メジャー(長調)」と「マイナー(短調)」をどう感じるかについては、作曲家の視点から、より深い考察が。
「メジャー(長調」=「明るい」「マイナー(短調)」=「暗い」という単純な方程式が本当に成り立つのか、作曲家の視点から、人の心の奥底にひそむ”なにか”をとらえようとするアキラさんならではの見解でした。
やすみじかん~ 宮川彬良の新しい童謡唱歌
♪咲かせよう笑顔の花を 大谷よしみ作詞 宮川彬良作曲
アキラさんがごく最近につくった歌。岐阜県美濃加茂市伊深小学校から発信されています。当日、同校の石田校長先生がご来場くださいました。公演の様子を同校WEBサイトで「アキラさんの繊細なピアノと岡崎さんの澄んだ歌声で、それはそれは素敵な演奏で、ホール内の聴衆が感動に包まれました。」とレポートしてくださっています!
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2時間目 童謡の深読み~野口雨情
♪シャボン玉 野口雨情作詞 中山晋平
♪七つの子 野口雨情作詞 本居長世作曲
1882年(明治15年)生まれの詩人、野口雨情の詞による童謡を2曲とりあげました。
「シャボン玉」には、生まれて間もなくの娘さんを亡くした野口雨情の想いがこめられているのでは、との解釈から生まれたアキラさんのアレンジは、”天国への階段”のイメージだそうです。Jazzyな雰囲気も漂うこの曲のピアノアレンジと岡崎裕美さんの歌声に、お客様もしんみり・うっとり…。
3時間目 校歌づくり
恒例!アキラさんが目の前で、塾生の皆さんからあげられたご当地のキーワードをもとに「校歌」を作曲!
「西宮(芸文センター)分校」の校歌は、すでに6曲ございます。
(これまでに5回開講されましたが、そのうち1回は、2日連続公演だったため)
が、今回もまっさらな気持ちで、校歌づくりに臨みました。
皆さんからあげられたキーワードにより、この日つくられた「西宮分校 第七校歌」の歌詞から、その一部を…!
今日はアキラ塾
すてきなベスト
かがやく前髪
ちかえもん* 楽しい
ゴンゴンギゴンゴンゴンギ**
ゴンゴンギゴンゴンゴンギ…
*ちかえもん…NHK木曜時代劇「ちかえもん」(NHK総合テレビで2016年1月~3月の全8回、夜8時放送。アキラさんが音楽を担当)
**ゴンゴンギゴンゴンゴンギ…1時間目「音楽の三要素」【リズム】の項で取り上げられた「マサイ族のリズム」。アキラさんがボンゴを大熱演!
毎回、初おひろめのメニューでお届けする兵庫県立芸術文化センターでの「アキラ塾」。
今回も、ホールスタッフの皆さんの多大なご協力をもちまして、無事に終えることができました。ありがとうございました!
次回「アキラ塾」は、茨城県日立市へ参ります!
3月26日(土)日立シビックセンター 音楽ホール