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ホーム > レポート > コンサートマスターのひとりごと（4）| ラッパが鳴った！ | ザ・タロー・シンガーズ

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ラッパが鳴った！大詰めの練習

今週末9月23日に迫った、ア・カペラ混声室内合唱団ザ・タロー・シンガーズ第29回目の定期演奏会「地には平和を」へ向けコンサートマスター（アルト）廣澤敦子による作品へのつれづれ連載。

4回目は、いよいよ大詰めの練習の様子です！

本番間近、練習にも熱が入ります

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『今日は練習。もう大詰めです。各曲かいつまんでサラッと（でもないか）歌い、最後にシェーンベルク「地には平和を」を一発勝負で通しました。

この曲の最後は

「地には平和を！」とラッパが鳴り響く。

という輝やかしいものです。

今日通してみて、その部分はまるで金管合奏のように書かれているのだということに気づきました。

ソプラノはそこでこの曲の最高音、高いシの音を歌いますが、我らがタローのソプラノはもちろんキラキラのトランペットでしょうね。アルトはなんだろう。

この曲、そうたびたび演奏されるものでもありませんから、私にとってこの演奏会が唯一の歌う機会であるとすれば、次回の最終練習と、ゲネプロと、本番、それで終わりか。もう生涯この曲を歌うことはないのかも。

な〜んて思ってても、プーランクの「人間の顔」（やはり名曲にして難曲）みたいに何度も歌う機会に恵まれることだってあるから分かりませんけどね。

でもいつだって一期一会の気持ちで歌いたいもの。（廣澤敦子）

チケットは出演メンバーにお申し付けいただくか、

下記プレイガイドからお求めいただけます。

・いずみホールチケットセンター（Tel 06-6944-1188)

9月23日（月・祝）14:00開演　住友生命いずみホール

里井宏次&The TARO Singers

第29回定期演奏会　「地には平和を」

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