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  • 2008.5.5 宮川彬良&アンサンブル・ベガ

(5/7レポート追加)
この日、「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」に、また一つ記念日が増えました。
「奇跡の一日」が実現するまでの裏話を初披露いたします!
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公演後、上野駅から東京駅へ向かう車内にて・・・後姿はアキラさん・・・


会場の東京文化会館は、1961年開館。数ある都内のコンサート会場の中でも、その落ち着いた雰囲気と響きの素晴らしさで、世界中の演奏家から絶賛される超人気会場です。
「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」は宝塚から生まれ、関西を中心に、そして全国へと活動範囲を広げてきましたが、東京進出は昨年9月、調布市グリーンホールの「0歳からのコンサート」が初めてのことでした。結成9年目のことでした。
そして今年1月、大田区アプリコでのニューイヤーコンサートが2度目。バイマーヤンジンさんをゲストにオーケストラも登場する大ホールでの公演でした。
関西育ちの我々、東京のお客様は、どんな風に楽しんでくださるかと臨んだステージでの盛大な拍手が本当に嬉しかったのです。
そうなると頭をよぎるのは、東京でも本拠地ベガ・ホールのような、舞台と客席が一体となれる距離感の会場でもコンサートが出来ないかしら・・・ということ。
折りしも昨年秋、今回のGWのツアーの計画を練っていた頃、すでに某子ども向けコンサート開催の2つのホールさんから「来年のGWにウチのホールに来てもいいよ」とOKサインをいただいておりました。
しかし、一時はメンバーのスケジュールが合わず、あわやツアーそのものが中止の危機に・・・。
思い出しても胃が痛くなる出来事でありました・・・。
そんな折、かねてから空き状況を調べていた東京文化会館小ホールが、GW中の1日だけ空いているという情報が!
649席の、我々にとっては願ってもない空間での公演。
「これは天からの啓示に違いない!」(と、勝手に思い込み)
そこで、実はこの5/4に公演予定だった某ホールさんには
「その日、東京文化の小ホールでコンサートがしたいんです。すみません!」
とお許しを乞い、メンバーのスケジュールには願掛けをし、待つこと数週間。
メンバーの日ごろの行いがよかったからでしょう。
かくして、2008年のGWツアーは、4日連続公演(移動2回含む*東京~大阪、大阪~福井)となってしまいました。


さて、当日。
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リハーサルで音が出た瞬間、やはりココでコンサートをすることにしてよかった!と心から実感。
理由はご来場の皆様、お聴きになったとおりです。
9人の音とホールの持つ残響が(響敏也さんの言葉を借りれば)「足し算でなく掛け算に」なりました。
当日のアンケートや掲示板にもご感想を多数頂きましたが、今回の最大の目玉は彬良さんの名曲『ブラック・ジャック』東京初演。
宝塚での初演から8年目、各地で演奏し続け、ようやく叶った東京でのお披露目は
まさに渾身の演奏でした。
(あぁ、客席で聴きたかった!舞台監督のM田さんも舞台袖で涙を押さえきれなかったそうです)
この日は、本当に沢山のアンケートにびっしりとメッセージを頂きました。
ツアーから帰った今日も、まだFAXが届いております。
頂いたメッセージは、しかと読ませて頂きました。
ご住所やメールアドレスを登録してくださった方へは、今後のご案内をお送りいたします。
そして「東京文化での定期公演を続けてください!」とのお声の数々、ありがとうございました。
この日お越しの皆様が、あと一人ずつご友人を連れてきてくだされば、たぶん実現いたします(!?)。
また、他に調律の岩崎さん、東京文化会館の里神さん、ロビー担当のプロアルテさんほか沢山の方に大変お世話になりました!
                          ~お客様と公演に携わった全ての方へ感謝を込めて~

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