昨年、NHKラジオで大好評だった『アキラさんの音楽ドレミ塾』。
ほぼ1年ぶりのスタジオでの授業が、今回は公開生放送!
NHKふれあいホールでの授業の様子を簡単にレポートいたします。
♪オープニング
村上アナウンサーの司会で軽やかに放送開始、アキラ教授、登場!
♪さっそく最初の授業、ホワイトボードが出てきました。
「うみ」
行間を読み解き、歌ってみましょう(岡崎裕美 准教授 登場!)。
会場の皆さんもご一緒に。
♪皆さんからのアンケート集計結果発表!
「童謡といえば?」
5位! ゆうやけこやけ
4位! みかんの花咲く丘
3位! ふるさと
2位! ぞうさん
「ふるさと」は、昨年の放送でも取り上げた曲でした。
国全体が、戦争に突き進んでいく中、この曲は賛美歌のようなメロディ。
作曲者の平和を願う気持ちが感じられるのでは、とアキラ教授。
♪裕美さんと会場のみなさんで歌う「ふるさと」
第一位!!! 赤とんぼ
「15で姐やは嫁にゆき・・・」
「おわれて見たのは幻か・・・」
姐やって?(実のお姉さんではなく、奉公人のこと。小さなころから奉公に出る時代・・・)
ファンタジー溢れる詩と、歌うのは難しいメロディ。
♪「赤とんぼ」を歌う。
*ここで、「童謡」と「唱歌」の違いについて講義!
「童謡といえば?」のアンケートで「ふるさと」がランクインしたけれど、
実は、「ふるさと」は、童謡ではなく唱歌!
「唱歌」とは、本来、教育目的で作られていて・・・・・・(略)
たとえば「鉄道唱歌」!
正式タイトルは「地理教育鐵道唱歌」。
・・・
「きーてき一声しんばしを・・・」と歌ううちに、
各地の地名や名産を覚える・・・。
♪ことのみ児童合唱団の皆さんも登場して、「鉄道唱歌」(抜粋)。
村上アナウンサーの出身地、京都も登場。
♪アキラ教授が作曲!『NHK社内唱歌!』(ドレミ塾特別版)
アキラ塾長の見たNHK放送局内の様子を歌詞に、放送中に作曲しました!
(あいにく、歌詞はメモできておりません。どなたかご投稿くださいませ)
確か、「甘めの五食(第5食堂)」「ラジオの朝は信夫節」などなど、でした。
ほんの数分で、見事に完成した「NHK社内唱歌」を皆さんと、歌いました。
♪「汽車」にちなむ歌をメドレーで。
「汽車」「汽車ぽっぽ」「汽車ぽっぽ」の3曲。
裕美さんの朗読と合唱の皆さんで。
※「汽車汽車しゅっぽしゅっぽ しゅっぽしゅっぽっぽ 」で始まるお馴染みの曲の隠れたエピソード。
詩と曲の歩んだ時代背景に思いを馳せると、歌のテンポや伴奏も、いつも歌っていたものと全く違ってきました。
♪日本の「鉄道唱歌」から、英語の鉄道歌へ。
「線路は続くよどこまでも」
もともとは西部開拓時代の労働歌労働者たちの歌なので、日本で歌われるような元気一杯のテンポではなく、少しゆったり、時には労働者のつぶやきも聞こえてくるようです。
♪組曲『少年の時計』
おなじみ『アキラさんのソングブック』より、ヒビキ・トシヤ作詞、宮川彬良作曲の4曲を
アキラさん自身のナレーション入りで。
”音のつばさに””このうた ゆうき” ”まちが みんなを すきなんだ”
”はじめての きみ””サヨナラの星”
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と、途中ニュースを挟みながら、あっという間の公開生放送でした。
ラジオの前で「笑いすぎて年賀状が進まない!」、「年賀状がはかどります!」などなど
全国で沢山の方がお楽しみだったのではないでしょうか。
ちなみに担当者は、ラジオの前でメモをとりながら
「年末調整」に支払調書の作成、送付準備とデスクワークにいそしみました。
はかどりました!