公演のない6月、オフィスでは既に来年に向け、あれこれ準備中です。
先週土曜の出張は、島根県は松江市、松江プラバホールでした。
今日の出しものは、ぺらぺら「オペラ」笑劇場。
響 敏也 脚本による、「オペラ」+「落語」のステージです。
一部は、「オペラはどこから来たかしら」でオペラの歴史を駈け足で、二部はモーツァルト「フィガロの結婚」を「オペラ+落語」でハイライト上演です。
舞台には、ピアノと落語の「高座」に金屏風・・・。
寄席に来たのか、オペラに来たのか、さて!?
笑福亭松喬落語担当は、上方落語の重鎮、笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう)さん(公演の模様が日記に書かれています)です。
演奏は、地元、松江ゆかりの歌手の皆さんと、我が国オペラ界に無くてはならないコレペティ*の第一人者、森島英子さんでした!(超多忙な森島さん、間もなく開演の兵庫県立芸術文化センターのオペラ「カルメン」のコレペティも担当されています)
長距離移動のお供はipodの落語となっています担当者、松喬さんの語りにすっかり引き込まれました。コテコテ関西弁の字幕にも大笑いの出張でした。
なお、松江プラバホールでは、9月6日に「アキラさんとまこと君 二人のオーケストラ」が行われます。松江のアキラさん&まことさんファンの皆様、どうぞぜひご来場くださいませ。
*コレペティ・・・「コレペティトゥア」「コレペティトール」
稽古場でオペラのオーケストラ伴奏をピアノで担当します。
ただし、ただ伴奏するだけではなく、歌手へ音楽、演技、言語などに渡り総合的なアドバイスをする、というスーパーマンのような役割で、名指揮者には、コレペティ出身の人が数多く存在しています。
ちなみに・・・
アキラさんが舞台の稽古場で弾くピアノは「スーパーコレペティ」です・・・。