NEWS RELEASE 2020.7.9
ベガ・ホール×宮川彬良とアンサンブル・ベガ~こんな時でもいつものコンサート
(2020年7月13日 ①15時 ②19時 宝塚ベガ・ホール)
公演に向け2度目の抗体検査を行いました
来る7月13日、宝塚ベガ・ホールで約4か月ぶりの“ホール再開コンサート”となる「ベガ・ホール×宮川彬良とアンサンブル・ベガ ~こんな時でも いつものコンサート」は、7月5日に応募を締め切りました。
応募総数は、昼夜それぞれ150名に対して、計708名の皆様でした。宝塚市文化財団による厳正な機械抽選を行い、7月7日には結果をメール、郵送にて発送しました。
お客様へのご案内と並行して、出演する「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」の9名、公演に関わるホール職員、スタッフら約30名は「ICheck抗体検査研究プロジェクト」に参加しています。
さる6/24の公演開催の記者発表前に、宮川彬良&アンサンブル・ベガの9名は初回の抗体検査により、陰性を確認しておりました。
今回は、公演を前に出演者9名と、さらに宝塚ベガ・ホールを運営する公益財団法人宝塚市文化財団の職員の皆さんをはじめとするスタッフを含めて抗体検査に臨むもので、本日時点で出演者9名は、2度目の陰性を確認しました。
少人数のアンサンブルにとっての “ソーシャルディスタンス”の壁
奏者同士の密なる信頼により生まれる宮川彬良&アンサンブル・ベガの演奏にとり、メンバー間の距離の設定は重要な要素です。
全国各地での公演における本番当日のリハーサル(ゲネプロ)での最初の関門は、そのホールにおける、演奏上のベストな位置探しといっても大げさではありません。
舞台の縦幅を、少し前に出ようか、いや奥に下がろうか、あるいは横幅の扇形になった椅子配置を少し広げるか、近づくか、特に初めて演奏するホールでは、納得のいくまで、互いの音の聴こえ方や、客席に飛んだ音が自分たちに跳ね返ってくる具合はどうかを、耳をそばだてて判断し決めていきます。
新型コロナウイルスにより迫られることになった「距離をとった配置による演奏」は、現在全国で再開されつつあるオーケストラ公演と同様かそれ以上に、アンサンブル・ベガにも大きな壁として立ちはだかりました。
舞台の床板を前後に1枚分動くだけでも大きく響きが変わる中、メンバー間の距離を1.5m、2mなどの数値により定めることは、なによりお届けする演奏に関わります。距離を広げた場合、もちろんメンバーは耳で察知し環境に演奏を合わせる技術を持ち合わせていますが、それは本来のアンサンブル・ベガとは言い切ることができません。
このことは、全国各地のオーケストラの楽団員、スタッフの方々も悩ましい思いをされていることと思います。
そこで「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」としてコンサートを再開するにあたり、現時点で医療体制を圧迫せず、一企業における出来うる限りの方策として、ICheck抗体検査研究プロジェクトに参加いたしました。
出演メンバー及び公演に関わるホール職員、スタッフの健康状態を把握した上で、ステージ上ではこれまでの距離間で「いつもの演奏」をご来場の皆さまにお届けいたします。
今後への願いと放送予定
最後に、このたびの新型コロナウイルスにより、多大な影響を受けておられるあらゆる業種の皆様と同様に、文化芸術に関わる実演家やスタッフが、感染防止策を講じた上で、安全で安価に検査等を受け、安心して活動を再開できることを願います。
当日を含む本公演の様子は、下記の番組で放送予定です。
■J:COM
『特別番組 宮川彬良とアンサンブル・ベガ特別公演~TAKARAZUKAに響くアンサンブル(仮)』(30分)
8/15 (土)22:00~22:30
8/16 (日)18:00~18:30
※放送エリア 宝塚市、川西市、三田市、猪名川町
■NHK総合(兵庫県域)
『LIVE LOVEひょうご』(月~金18:30~)
放送日未定
■おふぃすベガ Youtubeチャンネル(後日、公演映像を配信)
詳細は後日、宝塚市文化財団、おふぃすベガのホームページ、SNS等でお知らせいたします。
本リリースへのお問い合わせは下記へお願いいたします。
おふぃすベガ
TEL 0798-53-4556
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