新型コロナウイルスの感染拡大で、文化芸術の分野も大きな影響を受け、文化庁の補助金や、民間の助成金制度が様々に発表されました。
直近では、7/31が第一次締め切りの文化庁「継続支援事業補助金」があります。
当オフィスのスタッフも、何件か申請のご相談にのりました(主にzoomにて)。
画面はオンライン申請の入力イメージを共有しているところです。
*申請の代行は致しておりません
この緊急事態に、決してこれで十分と言い切れる制度ではないこと、この制度で掬いきれない活動をされていらっしゃる方々のことなどが気にかかるばかりですが、せめて、少しでも乗り切れる方が増えますようにと願い、掲載いたします。
ご参考になりましたら幸いです。
文化庁の継続支援補助金は、第一次締め切りが7/31の後、8/28が第二次の締め切りです。今回間に合わなくとも、次があります。
※個人のアーティスト(実演家)やスタッフ(舞台、音響、、照明、衣装、ヘアメイク、制作、演出、振付等々)の方向けに書きました。
A1の上限20万の枠は申請しやすいので、これまで助成金の申請なんかしたことがない方も、今回はぜひ…!
今年の2月26日からの取り組みが(かかる経費の)対象になります。さかのぼれます。
ただし、この秋10月31日までが対象です(一部例外あり。詳細は要項に)。
開業届を出し、個人事業主になっていない方は『プロとして文化芸術に携わっている』証明が必要で、事前確認手続きというものがあります(これも詳細は要項に)。
画像は、こういうのも助成経費の対象では、、、と思われるイメージです。
※個人の解釈なので、必ず認められるとは限りません
ほかにも
- プロフィール写真の撮影
- 動画収録を専門の方に頼む経費
- 語学やボイストレーニングのレッスン
などがイメージできます。
もうひとつ、
積極的な取り組みのA2の150万の枠(A2)は、事業計画書と経費明細書をエクセルに入力しますので、こうした書類の作成や申請作業にやや慣れた方向きです。
- お仲間と一緒に感染防止対策を講じた、ガイドラインに沿った小さな公演を開く
- この機会にビシッとヘアメイクも衣装も決まったプロモーション用の動画を作る
- そのための新作?の作曲や編曲、演出をプロに依頼する、そのための指導を受ける
などが考えられます。
助成金額が大きい分、計画の内容や目的、今後の展望などもしっかり書き、予算を精査することが必要です。
あと、助成金は
報告が大変。
大事なことなので2回。
報告が大変
です。
今回の場合は終了後1ヶ月以内に、報告書と領収書←←重要
をきっちり添えて提出して、その確認を持って、ようやく助成金額が振り込まれます(ふぅ)※今回は特別に概算前払い希望の場合、対応あり
とは言いましても、今回の補助金は、文化庁や芸術文化振興基金の例年の申請よりずっと手続きは簡易です。
いろんな方の解説動画や記事もネットに上がっていますので、それらも参考にしながら
7/31の第一次締め切りを目指してはいかがでしょうか。
もう一つ、疑問がある場合「よくある質問」になければ、直接電話、メール、FAXです。確実です。
肝心の詳細はこちら。
申請ページですが、要項やQ &Aも資料ダウンロードのページから見られます。https://keizokushien.ntj.jac.go.jp/
最近また感染拡大が心配な状況となっております。
文化芸術の分野は、今しばらく力を蓄える時間が多くなるかもしれませんが、近い時期にわくわくするコンサートや新しい企画のご案内ができるよう、当オフィスも努力してまいります。
皆様もくれぐれもご自愛ください。