2018年6月30日(土)リアスホール 岩手県大船渡市民文化会館 大ホール
宮川彬良&アンサンブル・ベガ大船渡公演へご来場の皆さま、ありがとうございました。
波の客席
三陸海岸の美しいリアス式海岸からとった「リアスホール」の名の通り、客席は波をイメージした色合いと曲線に彩られていました。
大船渡さんご合唱団の皆さんと
今回の大船渡公演は、地元のオトナ混声合唱団「大船渡さんご合唱団」の皆さんが、アキラさんの合唱曲を3曲、アンサンブル・ベガとの共演で歌ってくださいました。
前日夜は、アキラさんによる歌と言葉のレッスン、そしてアンサンブル・ベガメンバーとのリハーサルが行われました。
いざ本番!
お待たせしました。
いよいよ合唱のコーナーです。
数あるアキラさんの合唱作品の中から、大船渡さんご合唱団の皆さんが歌ってくださったのはこの3曲。
♪音のつばさ(ヒビキ・トシヤ作詞、宮川彬良 作曲)
♪空のわすれもの(ヒビキ・トシヤ作詞、宮川彬良 作曲)
♪幸せはすべての人に(岡本おさみ作詞、宮川彬良 作曲)
歌詞をちょっぴりご紹介★
「音は光の兄弟だから」「音が見える!」~♪音のつばさ
「風は空の子 宇宙の子 果てなく広がる 希望の子」~♪空のわすれもの
「いつもいつも願い続ければ いつか 必ず 叶うはずさ」~♪幸せはすべての人に
さて、合唱コーナーでのアンサンブル・ベガメンバー、上下黒の衣装に、なにか赤いものが見えるのにお気づきでしょうか…?
答えは…
上の公式ページによると
ぼくは「東日本大震災で受けたダメージから立ち直る!」という大船渡市内外の人達の願いが、大船渡市に咲いていた椿の花に宿って、生まれたっていう説が有力らしいトン。
のだそうです。
これは合唱団のメンバーの方が、折り紙でメンバー分を作ってきてくださったもの!
メンバーそれぞれが思い思いの場所につけました。
公演を終え帰路、まだ道路が寸断され工事中の三陸海岸沿いを走りました。
公演中のスコールのような雨も止み、穏やかな海にやさしく注ぐ光。
この写真のすぐ後には絶景の夕陽も見えました。
宿泊したホテルは、更地や仮設の店舗、防潮堤の工事など復興のさ中にありました。
公演のわずかな時間を訪れたのみではありますが、海の恵みをありがたく頂きながら、自然の力を改めて胸に刻む楽旅となりました。
ご来場の皆さま、合唱団の皆さん、そしてホールの皆さん、ありがとうございました!