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  • コンサートマスターのひとりごと(8)| ブルックナー | ザ・タロー・シンガーズ

  • 9月23日(月・祝) 住友生命いずみホール
  • 2024.9.21 マネジメント

ホール練習でした!

9月23日に迫った、ア・カペラ混声室内合唱団ザ・タロー・シンガーズ第29回目の定期演奏会「地には平和を」へ向けコンサートマスター(アルト)廣澤敦子による作品へのつれづれ連載。
8回目はオープニングに歌うブルックナーの作品について。
本番に向け、大阪市内の某ホールで行われました。
響きの良いホールでこそ聴こえてくるハーモニーがあります。

響きの良いホールでこそ聴こえてくるハーモニーがあります。

『鳩がでますよ🐦
昨夜は響きのよいことで知られる阿倍野区民センター小ホールを使っての最終稽古。
ホールが小さいのと、空の客席で響きすぎることもあって、時々キャパオーバーな音になることは否めませんでしたが、でも全容が見えてきました。
今回のプログラムはブルックナーのモテットからスタートします。
生誕200年のアニヴァーサリーイヤーです。シェーンベルク、ホルストは生誕150年なので、その50年前ということになります。
ブルックナーといえば交響曲で、熱狂的なファンがいることで知られますが、このモテット集は小さな宝石箱のような世界です。若い頃教会で聖歌隊やオルガニストをしていたブルックナーの原点である世界観なのかなと思います。
アニヴァーサリーイヤーということで、今年はよく演奏されていますね。タローにとっても武満徹同様定番の曲です。
タローも定番の作曲家ブルックナー。世界の合唱団も数多くレコーディングしています。

タローも定番の作曲家ブルックナー。世界の合唱団も数多くレコーディングしています。

一曲目、つまりこのコンサートの始まりは
Locus iste(この所を作り給うたのは神である)
内容的にも、ハ長調であるということをとっても、コンサートの始まりに相応しい。
ありきたりな始まり方だ、という方もあるかもしれませんが、ふさわしいものをわざわざ排除する理由はありません。
その後は、内容や、調性のことなどを考え、並べました。
閑話休題。
タローにはいろいろな略語や隠語?があります。ほとんどは古参メンバーである、しまちょーが作ったのではと思いますが😏 知らんけど。
「次はブルックナーやります」などと、ブルックナーの名前が出ると、誰かが高い、可愛い声で
プルップルー🐦
(ブルックナーのイントネーションで)
というしきたり(嘘)になっています。そういや昨日の稽古はプログラム頭でバタバタしていたので誰も言わなかったなあ..
ブルックナーも、プルップルーと言えば、あら可愛い。
プルップルー🐦
それ、鳩や!🕊️
までがワンセットです。』(廣澤敦子)

9月23日(月・祝)14:00開演 住友生命いずみホール
里井宏次&The TARO Singers
第29回定期演奏会 「地には平和を」
チケットは出演メンバーにお申し付けいただくか、下記プレイガイドにて。

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