2016年5月5日(土・祝)、兵庫県立芸術文化センターで開催された「宮川彬良&アンサンブル・ベガ こどもの日スペシャル」では、当オフィスのスタッフ1号が大阪音楽大学で担当している「音楽プロデュース論」の履修生の皆さんがゲネプロを見学しました。
見学は、公演前に行われる楽器体験「音のどうぶつえん」の準備の様子と、ステージでのゲネプロです。
寄せられた感想を一部紹介いたします。感想とあわせて『疑問』も寄せられました。詳しくは次回の授業で回答しますが、一点だけ、こちらでも回答を公開しました。
企画について
・関わる人たちの情熱を感じた。
・コンサートの目的、対象、テーマがはっきりしている。
・アイデアがある。
・楽器体験=「思い出」となるだけでなく、楽器を自分がさわって音をだしてみる体験を経てからコンサートを聴くことで、聴き方も変わるのでは。
ゲネプロの様子、公演内容
・ゲネプロで、演奏よりトークの打ち合わせが多いこと。
・曲間のお話しや小ネタをゲネプロ中に考えていて凄いなと思った。
・子ども向けのコンサートということでもう少し緩い印象のものかと思ったが、非常にしっかりしたものだった。
・子どもから大人まで幅広い人を飽きさせない選曲と本格的なアレンジで充実した内容。大人でも見ごたえのあるコンサート。
・宮川さんが歌うのを初めて聴いた。歌もお上手だった。
・「クインテット」放送時にみていたので、生で「クインテットテーマ」を聴くことが出来てうれしかった。
~回答あり~
Q.ゲネプロは生音のように聴こえたが、本番と同じ音量だったのか。
A.ゲネプロでも各メンバーの前に置かれたマイクはオンになっており、スピーカーを舞台左右のスピーカーを通して音にふくらみを持たせています。PAを使用しているのは、2000席の大ホールで、9名の室内楽を演奏する際に、お客様に聴き取りやすい音量、音質でお届けするためです。
(PAがとてもナチュラルで、マイク、スピーカーを通していない生音に聴こえるのは、音響スタッフの腕ですね☆)
スタッフについて
・出演者を支える仕事が気になったので、どんな仕事があるか調べてみようと思った。
・ゲネプロで、出演者だけでなく沢山のスタッフがいた。
・取材の人をスタッフが案内していた。
・(スタッフ1号が授業で話した公演当日のホール・劇場スタッフの数について)そこまで人員は割いていないのではと思っていたが、当日の準備やお客さんの入りを見ていると、ああ、これくらいは必要だなとおもって 納得した。
・準備を行うスタッフの雰囲気がよかった。忙しいはずなのに明るい雰囲気で余裕があるように感じた。
・会場に関すること
・舞台の袖や奥舞台がとても広い。
・舞台の裏の壁面に出演者のサインが沢山あった。
チラシやプログラム
・チラシの色合いや雰囲気がポップで子ども向けの工夫があった。
・当日のパンフレット(プログラム)も読みやすく配慮されていた。出演者がイラストになっていて、写真よりも、特徴でとらえさせるほうが子どもに受け入れられやすいかもしれないと思った。
全体
・思っていたよりコンサートやライブを開くのは大変なことだ。